翡翠と勾玉についての説明と紹介
翡翠(ヒスイ)はエメラルドとともに5月の誕生石とされるおもに深緑の半透明な宝石です。翡翠は古代から厄災から身を守る「魔除け」として崇められてきました。パワーストーンとしても人気があり、心を落ち着かせるようにし、沈着冷静でいられるように導き、忍耐力を高めるようになるといわれています。また、物事に立ち向かう勇気を与え、愛や友情を永遠に守るともいわれています。
実は翡翠には硬玉と軟玉という2種類があり、翡翠は英語でJadeですが、種類を分けていう場合には硬玉をJedeite(ジェタイト)、軟玉をNephrite(ネフライト)と区別します。一般に宝石と見なされるのは硬玉のほうで、軟玉は中国で貴石の部類になります。硬玉の産地は日本の糸魚川周辺やミャンマーのカチン高原などのごく一部に限られます。硬さはダイヤモンドよりはやわらかいですが独特の結晶構造で割れにくく堅牢です。
深緑色が翡翠の特徴と思っている方もおられるかもしれませんが、茶、青、紫、白、黄色の翡翠もあって、紫色の翡翠はラベンダー翡翠と呼ばれて人気があります。価格も緑色の翡翠よりも高いです。
勾玉(まがたま)は古代縄文時代から弥生時代にかけて日本でお守りとして使われてきました。特に翡翠の勾玉は富や権力の象徴として持たれていたようです。魏志倭人伝では邪馬台国は卑弥呼の死後、壹与の時代に中国に翡翠の勾玉2個を5000個の真珠、20着の美しい着物らとともに貢がせました。
日本各地で出土する翡翠の勾玉はなぜか新潟県糸魚川産の翡翠であることが分かっています。糸魚川産の翡翠は当時の流行だったのでしょうか?
勾玉の形はアルファベットのCをやや短くしたように曲がっており、丸くふくらんだ頭のところに穴が開いています。この穴にヒモを通して装飾に使ったと考えられますね。この勾玉の形は日本独特のものでそうしてこのような形をしているのかは分からないそうです。
新潟県の糸魚川周辺の海岸や姉川では翡翠の原石を見つけることが出来るかもしれません。富山県の朝日町のヒスイ海岸でも翡翠がとれるので有名です。こちらの方が最近は有名になってきました。
翡翠を見つけるには海が荒れた翌日の朝や3〜5月の雪解けシーズンで川の水量が増したときに見つけやすいそうです。
ただ、翡翠の原石が発見できる確率は10万個に1個の割合といわれていますので、それなりの覚悟が必要です。また姉川は国道8号線より上流の地域は翡翠を取ってはいけないので注意が必要です。
糸魚川駅前の「ヒスイ王国館」というところで翡翠の加工をしてくれますので運良く翡翠が見つかったら、ここで勾玉やネックレスにしてもらうといいかも。
スポンサード リンク